響 ひびき 小説家になる方法【完結済】

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書籍情報

刊行巻 1~13巻(完結済)
出版社 小学館(ビッグコミックス)
著 者 柳本光晴(やなもとみつはる)|同人サークルTTT

 「文芸に生きる作家と編集の物語」
 とある文芸編集部の新人賞宛に
 送りつけられた、直筆の投稿原稿。
 編集部員の花井は、応募条件を満たさず、
 ゴミ箱に捨てられていたその原稿を
 偶然見つける。
 封を開けると、
 これまで出会ったことのない
 革新的な内容の小説であった。
 作者の名は、鮎喰響。
 連絡先は書いていない…

(第1巻裏表紙より)
kenmi
kenmi

 2017年マンガ大賞大賞作。

 2018年には、元欅坂46の平手友梨奈主演で実写映画化。(正直こっちは見てない。)

 完結済作品なので、まとめ読みできます。

 主人公は鮎食響(あくいひびき)高校1年生。
 自分の信念、行動にとにかく純粋である。
 いや、その純粋さが狂気とすら思える。

 出版社の新人賞に出した小説は、応募条件を満たしておらず見向きもされなかったが、それを直感でゴミ箱から拾い上げた編集担当の花井によって、作品は日の目を見ることになる。

 天才文芸女子高生が大人の世界で振り回される…ではなく、大人たちを振り回す。

 とあるシーンを見ていて、マンガではじめて動悸がした作品でした。
 さすがマンガ大賞の大賞受賞作品。
 小説を書くというごくごく普通の物語の中に狂気が満ちあふれる。

 正直何を言っているのか分からないと思うけど、1巻から読んでみたらよく分かります。

 マンガアプリ「ピッコマ」などで読めます。

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