kenmi
自分のなかでは、人生で最初にオールクリアしたゲームだと思う。
頭から未だに離れないゲームミュージック。
特にボーナスステージをプレイすると、最初はドラム音だけ。
そこに、様々な楽器が追加されていって、最後のボーナスステージに入るとオーケストラが始まる。今考えたらそんなわけないんだけど、それをファミコンの音源で再現したって言うのはすごいこと。
当時のハドソンと言えば、スターソルジャーとかでファミコンキャラバンが行われていて、高橋名人の16連射が大ブームだった頃。
この迷宮組曲もその影響があり、オープニング画面に連射測定機能が付いていて、そこで連射をして高得点を出すと裏技が機能するとか、主人公のミロンが放つバブル(これで敵に攻撃をする)がモンスターを倒していくと、2連、3連と放ちやすくなるなんていう機能もあった。
何より、キャラがかわいいんだけど、ゲームシステムは謎解き要素なんかもあって、たぶん攻略記事なんかが無いと、結構クリアするのは難しかった。
今はもう全てのギミックが頭に入っているので、3DS版のバーチャルコンソールでDLしたソフトをたまーにプレイする。
実は1986年というと、実の父親が他界した時で、この時期に遊んでいたゲームの音楽を母親が聴くと、色々と思い出すと言う話だ。
当時何を遊んでいたのかというと、影の伝説、グラディウス、がんばれゴエモンからくり道中、高橋名人の冒険島、そしてこの迷宮組曲。
6歳、7歳の小学生には激ムズ難易度のゲームばかり。
一生懸命クリアしようと頑張っていたけど、どれもクリアできなかった。
その中で唯一クリアできたゲーム。今でも部屋の片隅に仕舞われているけど、埃…じゃなくて、誇りに包まれたゲームに違いない。